(16日、第107回全国高校野球選手権山梨大会2回戦 甲府工11―1日川) 0―11で迎えた五回裏。日川は4連打で1点…

 (16日、第107回全国高校野球選手権山梨大会2回戦 甲府工11―1日川)

 0―11で迎えた五回裏。日川は4連打で1点を返し、10点差に。もう1点取ればコールド負けを免れられる1死一、二塁の場面で、貴家(さすが)遥斗選手(3年)が打席へ。だが、三振に倒れた。後続も絶たれ、試合は終わった。

 1回戦の甲府一戦ではタイブレークの延長十一回、左翼にサヨナラ適時打を放って大歓声を浴びた。「きょうも大事な場面で打ちたかった」

 三枝恭仁監督は1回戦のサヨナラ適時打を振り返り、「真面目にこつこつと頑張ってきたことへのご褒美でした」とねぎらった。(池田拓哉)