甲子園春29回・夏22回の出場を誇る名門・高松商業高校。今年のチームが掲げるテーマは「スーパーエンジョイベースボール」だ…

甲子園春29回・夏22回の出場を誇る名門・高松商業高校。

今年のチームが掲げるテーマは「スーパーエンジョイベースボール」だ。その象徴ともいえるのが、全体練習前に行われる「全力じゃんけん」である。

全力で向き合うこのルーティンが、練習前の空気を一変させた。チーム全体の表情が明るくなり、練習内容や結果にも好影響を与えているという。

「練習前のみんなの顔つきが変わった。練習の内容や結果も良くなり、士気が上がった。やってきて本当に良かった」と主将・山田圭介は語る。

全力ジャンケンで士気をあげ、本気で野球を探求する。そんなスタイルで、浅野翔吾選手を擁した2022年以来の夏を目指す高松商。

スーパーエンジョイは、勝利への新たな武器となるか。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部