(16日、第107回全国高校野球選手権和歌山大会2回戦 智弁和歌山10―0有田中央・貴志川・和歌山南陵) 選抜大会準優勝…

(16日、第107回全国高校野球選手権和歌山大会2回戦 智弁和歌山10―0有田中央・貴志川・和歌山南陵)

 選抜大会準優勝の智弁和歌山と初戦でぶつかったのは、有田中央・貴志川・和歌山南陵の3校連合。唯一の3年生・栗栖颯汰主将(有田中央)は、チームのために慣れない捕手を引き受け粘り強く戦った。

 3校の中間地点に有田中央があり、他の2校がそれぞれ20キロほど離れている。合同練習できたのは数回で、あとは練習試合のみ。栗栖主将は「離れている分、雑談などコミュニケーションを大事にしてきた」。

 ベンチ入り13人のうち1年生が9人の若いチーム。転入後1年未満のため高野連の規定で公式戦に出られない和歌山南陵の佐藤尋斗選手(2年)が、副キャプテンのような立場で運営に協力した。

 捕手経験者がおらず、内野手の栗栖主将は「自分がやるしかない」とマスクをかぶった。五回コールドの結果に「やっぱり甲子園に出たチームはすごい」。同時に「最後は元気で個性的なメンバーと楽しく試合ができて良かった」と前を向いた。(白木琢歩)