不振が続くレッドブルでもがく角田。命運やいかに(C)Getty Images レーシングブルズのリアム・ローソンが202…

不振が続くレッドブルでもがく角田。命運やいかに(C)Getty Images

 レーシングブルズのリアム・ローソンが2026年もレギュラードライバーとしてグランプリ出走を果たす見込みだと、母国紙『NZ Herald』が報じた。現地時間7月14日、公式サイト上において「引き続き、レーシングブルズに残留する可能性が高い」と同メディアが伝えている他、今季同様、アイザック・ハジャーとコンビを組むことが有力であるとも見通している。

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 今季、レッドブルの一員として初のフル参戦シーズンに臨んだローソンだったが、パフォーマンスが落ち込んだことにより僅か2戦で角田裕毅と交代。開幕から間もなく大きな挫折を味わうも、その後は2度入賞を果たすなど徐々にポテンシャルを発揮、ふたたび自身の評価を高めつつある。

 そして、レッドブルとジュニアチームにあたるレーシングブルズ、それぞれのシートをめぐってはすでに様々な噂が流れている中、ローソンの「残留濃厚」の一報により、さらなる憶測を呼ぶことに。英メディア『Motorsport Week』は7月15日、両チームの来季のラインナップを占う特集記事を配信。その中では、レッドブルでの10レースで僅か7ポイントと不振を極める角田の去就にも触れながら、それぞれのシートの行方について論じている。

 同メディアは、『NZ Herald』の報道を受け、「レッドブルは2026年に大幅な技術規則変更が控える中で、ローソンをサテライトチームのリーダー役として最適な存在とみなしているという」と説きながら、レーシングブルズのもう一つのシートに言及。「ローソンのチームメイトが誰になるかは、ツノダ・ユウキが残りのシーズンでどこまでレッドブルに自身の価値を証明できるかにかかっている」と指摘する。

 続けて、「ローソンと同様、ツノダもフェルスタッペンとともにレッドブルの姉妹チームで苦しみ、現在は5戦連続でノーポイントという厳しい状況にある」と日本人ドライバーの苦戦を強調した上で、「もしシーズン終了後にツノダが契約を解除された場合、ハジャーのこれまでの活躍が評価され、レッドブル昇格の最有力候補になると見られている」と説明。

 またその一方では、来季がレギュレーション変更のシーズンとなることで、「レッドブルは経験豊富なドライバーを少なくとも1人は残すことを検討している」とも綴っている他、マックス・フェルスタッペンの他チームへの移籍も起こり得るとして、「トップチームには来季向けに2つの空席が生まれる可能性もあるだろう」と見解を示している。

 トピックでは、スーパーライセンス取得したばかりのアービッド・リンドブラッドも来季のレギュラードライバー候補に位置付けている。ハジャー、ローソンなど若手が台頭する中、後半戦の角田の結果次第では、シート争いはますます混迷を極めることになるのかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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