カーショーがオールスターでマイクをつけてマウンドに上がった(C)Getty Images ドジャースのクレイトン・カーシ…

カーショーがオールスターでマイクをつけてマウンドに上がった(C)Getty Images
ドジャースのクレイトン・カーショーが現地時間7月15日、ジョージア州アトランタで開催されたオールスターゲームにナ・リーグの2番手として登板。打者2人に対して無安打無失点1奪三振でマウンドを降りた。
【動画】マイクをつけたカーショーが球宴に登板!空振りを奪うシーン
『MLB公式サイト』は、「マイクをつけたカーショーは、オールスターゲームで伝説にふさわしい楽しい時間を過ごした」と題した記事で、球宴でのカーショーの様子を振り返っている。
マンフレッド・コミッショナーによる「レジェンド枠」で球宴に選出された37歳の左腕は、ナ・リーグでチームメイトとして戦ったマーリンズの27歳外野手カイル・ストワーズと交流した。
同サイトによれば、ストワーズは「本当に素晴らしい男だった。昨日、外野で彼と話す機会があった。彼は僕に時間を使う必要なんてないのに時間を割いてくれて、僕の目を見て話してくれて、微笑んでくれた。一生忘れないよ」と、カーショーとの対面に感激したようだった。
また、登板中にマイクをつけて米メディア『FOX』の中継ブースとつないだカーショーは、解説を務めた通算213勝の殿堂入り投手であるジョン・スモルツ氏に「何が望みだ?スモルツィー、何を投げて欲しい?」と語りかけると、スモルツ氏が「カッターをインコースに。スライダーもインコースだ」とリクエスト。これには「俺はカッターは投げないよ、スモルツィー」と返し、放送席を湧かせた。
試合中にマウンドでマイクを通じて会話するという経験について「元チームメイトから『ずいぶん変わったね』って言われた。あんなことは絶対にしなかったと思う。実際、ちょっと楽しかった。レギュラーシーズンの試合では絶対にできないことだよ」と、37歳のレジェンドにとってオールスターでの忘れられない経験となったようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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