2025年夏の第107回全国高校野球選手権長野大会は16日、4回戦が行われベスト8が決まった。シード校8校のうち、8強に…

2025年夏の第107回全国高校野球選手権長野大会は16日、4回戦が行われベスト8が決まった。シード校8校のうち、8強に残ったのはわずか2校。ノーシード勢の快進撃が止まらない。

 8強の顔ぶれは以下の通り。(★はシード)

佐久長聖
伊那北
長野西
上田西★
松商学園
長野工
屋代
松本国際★

 シードで勝ち残ったのは上田西と松本国際だけ。佐久長聖や松商学園は本来、シードの実力はあるが、伊那北は3年ぶり、長野西は9年ぶり、長野工は甲子園に出場した2003年以来、22年ぶりの8強入りとなった。野球部創部77年の屋代にいたっては、現在の夏の長野大会となってからは初の8強入りとなった。

 春8強の長野俊英、春3位の東京都市大塩尻、昨夏代表で春8強の長野日大、春8強の東海大諏訪は4回戦で敗れ、8強まであと一歩だった。春優勝の長野商は3回戦で、春8強の赤穂は初戦でそれぞれ敗戦と、シード校の夏の戦いの難しさを改めて感じさせられる。