(15日、第107回全国高校野球選手権大阪大会3回戦 金光大阪3―1槻の木) 五回表、槻の木の二塁手、畠周平選手(3年…

 (15日、第107回全国高校野球選手権大阪大会3回戦 金光大阪3―1槻の木)

 五回表、槻の木の二塁手、畠周平選手(3年)の前に打球が転がった。落ち着いたグラブさばきでボールをつかむと、一塁に送ってアウトにした。

 入部当初、守備が苦手で仲間に怒られてばかり。1年生の時から西村蒼生主将(3年)が朝の練習に付き合い、つきっきりでバウンドの合わせ方を教えてくれた。おかげで守備に自信を持てるようになった。

 2点を追う九回裏、2死二塁の場面で打席に立った。次は西村主将。つなぎたい一心で積極的に振ったが、空振り三振で試合終了。その場でひざをついて泣き崩れた。

 試合後、西村主将から「ようやった」と声を掛けられたが、涙で返事ができなかった。「言葉にできないくらい感謝している。ほんまにありがとうと伝えたい」(武井風花)