15日(日本時間16日)に開催された大リーグのオールスターゲームは、九回を終えて、6―6の同点。 規定により、両チーム…
15日(日本時間16日)に開催された大リーグのオールスターゲームは、九回を終えて、6―6の同点。
規定により、両チームによる本塁打競争で決着がつけられることになった。
アメリカン・リーグ、ナショナル・リーグともに、3人ずつ選手を選出。それぞれ3スイングの本塁打の総数で競った。
先攻ア・リーグの1人目、ルーカー(アスレチックス)は2本の柵越え。後攻、ナ・リーグのストワーズ(マーリンズ)は1本だった。1人ずつを終えて2―1でア・リーグがリードする展開に。
ア・リーグ2人目のアロザレーナ(マリナーズ)は1本。
その直後だ。ナ・リーグ2人目のシュワバー(フィリーズ)が、3本のアーチを描いた。4人を終えた時点でナ・リーグが4―3と逆転した。
ア・リーグ最後のアランダ(レイズ)は1本以上の本塁打が必要だったが、結果は0本。この時点でナ・リーグの勝ちが決まり、ベンチから選手が飛び出して喜び合った。
MVPに選ばれたシュワバーは「自分の1スイングにあれだけ大きな声援を送ってくれて、とてもうれしかったです」と喜んだ。(アトランタ=辻隆徳)