「ヨーロピアン・オープン」(10月16日~10月22日/ベルギー・アントワープ/ハードコート)の準決勝で第2シードのジョーウィルフリード・ツォンガが、ホームで人気のあるルベン・ビーママンズ(ベルギー)と対戦。ツォンガが73分で6-3、6-3…

「ヨーロピアン・オープン」(10月16日~10月22日/ベルギー・アントワープ/ハードコート)の準決勝で第2シードのジョーウィルフリード・ツォンガが、ホームで人気のあるルベン・ビーママンズ(ベルギー)と対戦。ツォンガが73分で6-3、6-3で下し今年4回目の決勝へ進出した。

「今日はいい試合だった。かなりいいプレーをしたと思う。ルベンは前に何試合かいい試合をしていてかなり自信を持っていたから、簡単じゃなかった。僕はいいプレーをしたし、勝つためにベストなテニスをしなければならなかった」とツォンガが語ったとATP公式サイトが報じている。

ツォンガは、4つのブレークポイント全てをものにして両セットで2つのブレークを決め、初めてATPワールドツアーで準決勝へ進出したルベンを退けた。

準決勝のもう一試合では、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)がステファノス・チチパス(ギリシャ)を6-3、7-5で破った。チチパスは準々決勝で第1シードのダビド・ゴファン(ベルギー)に勝利した波に乗り、準決勝のどちらのセットでも先にブレークに成功したが、最後はシュワルツマンに逆転を許した。

これにより決勝はツォンガ対シュワルツマンとなった。両者はこれが対戦となり、シュワルツマンは「僕にとって本当に厳しい試合になる。ツォンガは手強い選手で、強い男だ。決勝でたくさんプレーしたことがある。多くのタイトルも取っている。ここの決勝で、また試合を楽しむつもりだ。勝てるよう、いいテニスをするよう頑張る」と意気込みを語った。(テニスデイリー編集部)※写真は「ヨーロピアン・オープン」で決勝に進出したツォンガ(デビスカップのときのもの)

(Photo by Jean Catuffe/Getty Images)