(15日、第107回全国高校野球選手権福島大会2回戦、郡山商8―7会津) 九回に1点差に迫った会津。なおも2死一塁と同…
(15日、第107回全国高校野球選手権福島大会2回戦、郡山商8―7会津)
九回に1点差に迫った会津。なおも2死一塁と同点の走者を置いて打席に入ったのはここまで4打数4安打1打点1得点と最もあたりが出ていた渡部大和選手(3年)。
初戦の原町・相馬農戦は足のけいれんでベンチに下がった。「今日はチームを助けたかった」との思いがバットに伝わった。
九回の第5打席。「自分が同点の走者をかえそうと欲が出てしまった」。力んだ。右飛に倒れ試合終了。うつむきながらヘルメットを脱いだ。(荒川公治)