北大会は15日、旭川スタルヒン球場で準々決勝3試合があった。昨夏決勝と同じ対戦となった白樺学園とクラーク国際は、白樺学…

 北大会は15日、旭川スタルヒン球場で準々決勝3試合があった。昨夏決勝と同じ対戦となった白樺学園とクラーク国際は、白樺学園が守り勝った。旭川志峯は北見北斗にコールド勝ち。帯広大谷は九回に同点に追いつき、延長11回タイブレークの末、旭川明成に競り勝った。準決勝は士別翔雲―白樺学園、旭川志峯―帯広大谷の組み合わせ。21日、エスコンフィールド北海道で対戦する。

 ◎…白樺学園は主軸冨沢の北大会初安打となる先制打と本塁打で流れをつかんだ。クラーク国際は相手の倍の14安打を放ったが救援陣にかわされた。

 ◎…旭川志峯は序盤に守備の乱れを突き7安打4犠打飛で6得点。北見北斗は2安打と気を吐いた中軸菊地が七回、初の先頭出塁し得点。一矢を報いた。

 ◎…最大4点差を追いついた帯広大谷は延長十一回、2敵失など無安打で勝ち越し。旭川明成は序盤は打線がつながったが勝負どころの失策に泣いた。(松本英仁)