7月15日、韓国開催のEAFF E-1サッカー選手権の最終戦が行われ、日本代表が10で韓国代表を下して大会連覇を飾った…

 7月15日、韓国開催のEAFF E-1サッカー選手権の最終戦が行われ、日本代表が1−0で韓国代表を下して大会連覇を飾った。その試合終了間際に見せたGK大迫敬介のスーパーセーブが大反響を呼んでいる。

 2連勝同士の優勝決定戦にして、宿敵同士の日韓戦。日本は前半8分にジャーメイン良のゴールで幸先よく先制点を奪うも、追加点を奪えないままハーフタイムを迎えると、後半に入って地元開催で負けられない韓国が圧力を強める。そして後半のなかば過ぎからは韓国がボールを拾い続け、日本にとっては苦しい時間が続いた。

 その展開の中、後半39分に大ピンチが訪れる。韓国のパワープレー。中盤後方からゴール前へ送り込んだロングボールを、身長190cmの安藤智哉と身長193cmのオ・セフンが競り合う。そのこぼれ球に韓国のイ・ホジェが反応。ボックス内でバウンドして空中に上がったボールを、バイシクル気味に右足ジャンピングボレーで合わせた。

 日本の多くのファンが息を呑み、頭を抱えたが、ここでGK大迫が信じられない反応を見せる。ゴール右下の隅を襲った至近距離からの強烈なシュートに対して、鋭く体を動かし、左手一本でボールを弾き飛ばしてゴールを阻止したのだ。

■「あのボレーを近距離で止めるの半端なすぎる…!」

 試合を振り返っても、1−0勝利の中で非常に価値のあった大迫のスーパーセーブに対して、SNS上でも次のような称賛の声が次々と寄せられた。

「大迫半端ないって!」
「これが守護神大迫ダァぁああああ」
「大迫神セーブ過ぎやろ」
「大迫スーパーセーブすぎる!!あのボレーを近距離で止めるの半端なすぎる…!マジで凄すぎるね。」
「大迫凄すぎてまじブッフォンかと思たで」

 前節の中国戦では、代表デビューを飾ったGK早川友基がビッグセーブを含めて好プレーを見せて2−0勝利に貢献したが、この日が代表通算10試合目の出場となった大迫も負けじとスーパーセーブを披露してチームを救った。来夏のワールドカップ本大会のGK枠は3人。熾烈な競争の中で、ゴールキーパーのレベルがさらにアップしそうだ。

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