清宮は昨年も夏場に調子を上げてきた(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext 新庄剛志監督率いる日本ハムが順…

清宮は昨年も夏場に調子を上げてきた(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 新庄剛志監督率いる日本ハムが順調に勝ち星を重ねている。

 7月14日の西武戦(東京ドーム)を2-1と勝利。先発した達孝太がプロ最多となる122球の熱投、バッテリーを組んだ伏見寅威のリードも光り西武打線をわずか2安打に封じ込めた。

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 高卒4年目の今季、開幕から6連勝、防御率は1.12をマーク。2022年のプロ初登板から、ここまでわずか10試合ながら、7勝0敗と異例のスピードで成長していることも注目されている。
 
 打線では5回二死二塁で水谷瞬が先発左腕・隅田知一郎のカットボールを捉え、左翼中段まで運ぶ、圧巻のパワーを示した。

 この勝利でチームはリーグ最速の50勝に到達。新庄監督、就任4年目にして、いよいよ目指す優勝に確実に近づいている。

 チームではすでに19完投を達成と骨太の投手陣の顔ぶれも話題を呼んでいるが、強力打線も負けてはいない。

 チーム本塁打「78」は12球団だんとつ。リーグトップの18本塁打をマークするフランミル・レイエスの豪打が注目されるが、ほかのナインの奮闘ぶりも目立つ。

 万波中正が14本塁打、9本塁打の水谷と続き、7本塁打で清宮幸太郎、野村佑希が並ぶ。就任時から指揮官が成長を見守ってきた清宮、野村、万波の3人がしっかりチームを支えていることがわかる。

 さらにユーティリティプレーヤーとしても存在感を示す郡司裕也は5本塁打をマーク、「打てる捕手」の田宮裕涼が4本塁打とパンチ力あふれる打線の顔ぶれが目を惹く。
 
 特に昨年自身初の3割に到達した清宮は昨季も7月に月間打率.383をマークと夏男で知られる。実際に今年も13日のオリックス戦(エスコンF)で豪快な7号2ランをマーク。勝負の夏に向け、勢いを示し始めた。

 清宮の活躍をめぐってはファンの間からも「まだまだ、打ちそう」「夏男、頼んだぞ」「乗ってきたな」とさらに大暴れを期待する声も上がる。

 昨年覇者のソフトバンク始め、混パはまだまだ続きそうな勢い。それでも投打に充実の戦力を揃える今季の日本ハムの強さは本物という声も根強い。優勝への道はこれからが本番、チルドレンたちの活躍を引き続き楽しみにしたいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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