「スイス・インドア」(10月23日~10月29日/スイス・バーゼル/室内ハードコート)が明日から開幕する。それに先立ってドロー表が発表された。第1シードは開催国出身のロジャー・フェデラー(スイス)。今月行われた「上海ロレックス・マスターズ」…

「スイス・インドア」(10月23日~10月29日/スイス・バーゼル/室内ハードコート)が明日から開幕する。それに先立ってドロー表が発表された。

第1シードは開催国出身のロジャー・フェデラー(スイス)。今月行われた「上海ロレックス・マスターズ」では王者ラファエル・ナダル(スペイン)を破り優勝。地元凱旋となったフェデラーが2年ぶり8回目の優勝を目指す。

第2シードは昨年の覇者マリン・チリッチ(クロアチア)で、連覇を目指す。第3シードは今月始めの「楽天ジャパンオープン」で初めてATPワールドツアー500のタイトルを獲得したばかりのダビド・ゴファン(ベルギー)だ。第4シードには過去2回優勝しており、また今日決勝が行われる「ストックホルム・オープン」で優勝を目指すフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)が入った。

その他にも日本からは杉田祐一(三菱電機)、「楽天ジャパンオープン」準優勝のアドリアン・マナリノ(フランス)など注目選手がこの「スイス・インドア」に参戦する。

ナダルも当初は出場予定だったが、膝の痛みにより残念ながら欠場となった。

また1回戦の注目カードとして、フェデラーとフランシス・ティアフォー(アメリカ)との対戦、ならびに杉田とデニス・シャポバロフ(カナダ)の対戦が挙げられる。ティアフォーとシャポバロフはともに「ネクストジェネレーション」として期待をされ、文字通り次の時代を担う選手だ。シャポバロフは今年の「全米オープン」で若干18歳にしてベスト16進出を果たしている。

残り少ない今シーズンでフェデラーや杉田がどんな成績をこの「スイス・インドア」で残すか注目だ。(テニスデイリー編集部)※写真は「上海ロレックス・マスターズ」で優勝したときのフェデラー

(Photo by Stringer/Anadolu Agency/Getty Images)