(15日、第107回全国高校野球選手権鹿児島大会2回戦 国分13―3川辺・串木野・薩摩中央・鶴翔・古仁屋・七回コールド)…

(15日、第107回全国高校野球選手権鹿児島大会2回戦 国分13―3川辺・串木野・薩摩中央・鶴翔・古仁屋・七回コールド) 

 1回戦は4番を打っていた国分の富田太陽捕手(3年)が、この日は1番バッターで登場。4打数4安打、2盗塁の大活躍をみせた。

 新チームになってから中軸を任されてきたが、足にも自信があった。この日は、試合前に対戦相手の動画を見て「自分が先頭打者で出塁して、足でかき回したい」と自ら志願した。

 一回、最初の打席から、その足を存分に生かす。いきなり仕掛けたセーフティーバントで、相手のミスを誘う。一気に三塁を陥れると、次打者の適時打で先制のホームを踏んだ。

 1点差で迎えた三回は、内野安打で出塁するとすかさず二盗に成功。送りバントで三塁へ進み、適時打で3点目のホームを踏んだ。この試合では四球も含めて5回出塁し、すべて本塁へかえってきた。

 打撃好調の理由について「自分がダメでも後に続く打者が信頼できる。楽な気持ちで打席に立てるからでは」と話す。

 チームが目標に掲げるベスト8まであと1勝に迫った。主将としてもチームを引っ張る。「きょうの試合は細かいミスが多かった。勝ちに浮かれず、チームをしっかり引き締めたい」

 頼れる攻守のかなめは、次の試合をしっかりと見据えていた。(井潟克弘)