ヒーローインタビューも話題となっている日本ハムの達孝太(C)産経新聞社 日本ハムは7月14日の西武戦(東京ドーム)で、2…

ヒーローインタビューも話題となっている日本ハムの達孝太(C)産経新聞社

 日本ハムは7月14日の西武戦(東京ドーム)で、2-1と競り勝った。
 
 先発の達孝太にとって、援護は2点で十分だった。日本ハムは5回に1番・水谷瞬の2ランで先制。達の失点は、7回に西武のタイラー・ネビンに被弾したソロだけ。122球で9回を投げ切り、わずか2安打6奪三振1失点で、今季2度目の完投勝利を飾った。

【動画】「ダルビッシュみたいな風格」ファンも感服した日本ハム・達孝太の豪胆ヒーローインタビュー

 見どころは投球だけではなかった。試合後のヒーローインタビュー。高卒4年目の21歳右腕は「ビジターなので控えめにいきます」と切り出した後、大胆に言葉をつないでいった。

「(前々回登板と同様に)またネビン選手に打たれちゃったので…次は対策立てていきたいです。完封したかったので…またホームランだったので、ちょっと悔しいですね。内容?最後150キロ出るんだったら、6回、7回も出たんじゃないかなと思いました。きょうも惜しくも完投でしたけど、次は完封いきたいと思います」

 これを聞いたファンからは「ダルビッシュみたいな風格がある」「大物」「マジで雰囲気出てきたぞ」と驚嘆の声がSNS上で挙がった。くしくも、現パドレスのダルビッシュ有も日本ハム時代の高卒4年目には、クライマックスシリーズで西武を完封した際に「追い詰められれば追い詰められるほど、楽しくないですか?」と敵地のヒーローインタビューで不敵な笑み。その姿を重ねたのかもしれない。
 
 達は開幕から6連勝で、防御率は1.12をマーク。1軍登板試合は2022年のデビューからここまでわずか10試合ながら、先発で7勝0敗と自身が持つプロ野球記録を更新中。異例のスピードで成長曲線を駆け上がっていることも注目されている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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