ホームランダービー決勝で相まみえたカミネロ(左)とローリー(C)Getty Images MLBオールスター前日恒例のホ…

ホームランダービー決勝で相まみえたカミネロ(左)とローリー(C)Getty Images
MLBオールスター前日恒例のホームランダービーが現地時間7月14日に、ジョージア州アトランタで開催された。前半戦メジャー最多の38本塁打を放ち、本命視されていたマリナーズのカル・ローリーが捕手として史上初めての優勝。実力を遺憾なく発揮した。
【動画】責めないであげて…ホームランダービー決勝でボール拾いのスタッフが衝撃「HRキャッチ」
スイッチヒッターとしても初の栄誉を勝ち取ったローリー。決勝では、まさかの珍事が起きた。対戦相手のジュニオール・カミネロ(レイズ)が9球目に、左翼への大飛球をボール拾いのスタッフにキャッチされる一幕があった。飛びついていなければ、フェンスオーバーしてもおかしくない打球だった。
事態を飲み込んだ後、スタッフはバツが悪そうな表情を浮かべた。ホームランダービーは『BS-NHK』で生中継され、解説で現地を訪れている元メジャーリーガーの斎藤隆氏は「一生懸命やった結果。責めないであげて欲しいです」と訴えかけていた。
結果的にはローリーが18本で、15本のカミネロに3本の差をつけて勝利。ドキドキハラハラだった視聴者からも「最後1本差とかじゃなくてほんとよかった」「まあお祭りだしこんなのもいいよね」などと、安堵の声が挙がった。
なお、マリナーズは公式Xで、優勝したローリーを称えるツイートとは別に、中継から切り抜いた“ナイスキャッチ”のスタッフの画像をアップ。「team player」と記し、大爆笑の絵文字2つを添えていた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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