<大相撲七月場所>◇二日目◇14日◇愛知・名古屋 IGアリーナ【映像】大の里が両手で“鷲づかみ”「大量の懸賞」 新横綱の…
<大相撲七月場所>◇二日目◇14日◇愛知・名古屋 IGアリーナ
新横綱の大の里(二所ノ関)が勢いに乗る期待の若手である前頭筆頭・安青錦(安治川)を電光石火の攻めで押し出して連勝を飾った。横綱の強さが際立った一方で、2日目にして驚きの懸賞がかけられ「2日目なのに…すごいな!」と元人気力士が驚きの声をあげる一幕があった。
「負けれない。負けちゃいけないプレッシャーは計り知れないものがある。この長い歴史でも75人ですからね。それだけの地位ですから」
この日、ABEMA解説を務めた元関脇・豊ノ島は、新横綱で今場所を迎える大の里のプレッシャーについて語った。そして対戦相手である安青錦については「面白いですね。新横綱の場所で初顔というのが面白い。(大の里は)見てはいるんでしょうけど、肌を合わせていない。データがない」と期待を口にする一方で「立ち合いでしっかりぶつかって、その流れでというのはあるんでしょうけど、安青錦が押していくというのは見えない。大の里が押していくなかで低く残って、強引に攻めていったところで安青錦が何かをする…。勝つならそこ。力が強いので前みつを取ったりすれば、大の里も嫌な相手」と展開を予想した。
しかし、次の瞬間。実況アナが「懸賞が…」と話を振ると話題は一変。「凄かったですね。話してる間ずっと懸賞が出てましたもんね」と驚いたように豊ノ島が反応。
さらに実況が「2日目なのに36本」と加えると「36本! しゃべりながら途中でもう…しゃべるのやめようかなと思うぐらい懸賞の数が。すごいな!」と改めて注目の一番に驚きを露わにした。
そして時間いっぱい。持ち味を生かして頭から低く当たって出た安青錦だったが、大の里に一発で突き起こされると、二度、三度と強烈な突き押しを受け、何もすることができずに土俵を割った。予想外の一方的な展開を受け、会場が騒然となると実況も「ひと突きで安青錦が浮き上がってしまいました」と興奮気味に話した。
一方の豊ノ島は「すごいですね…(大の里の)圧力が。安青錦は本当に力をつけて、これからどんどん番付を上げていくかなと期待の一人ですけど…安青錦もこれまで相撲をやってきて、こんな圧力を感じたことないと思う。こんなに一方的になるとは…」と改めて大の里の強さに感嘆した。
また、話題となった懸賞についてABEMAのファンも「懸賞金すげぇぞこれ」「どれだけ回るんだ」「2日目でこれはえぐい」など反応が相次いでいた。(ABEMA/大相撲チャンネル)