達は今季6勝目、2度目の完投勝利を飾った(C)産経新聞社 日本ハムは7月14日の西武戦(東京ドーム)に2-1と勝利。 …

達は今季6勝目、2度目の完投勝利を飾った(C)産経新聞社
日本ハムは7月14日の西武戦(東京ドーム)に2-1と勝利。
両軍好投手どうしの投げ合いとなる中、先制点を奪ったのは日本ハムだった。
5回、先頭の水野達稀が先発左腕の隅田知一郎からチーム初安打で出塁。その後、二死二塁から1番の水谷瞬が値千金の9号2ランを放ち、先制。
味方打線の援護に先発の達孝太も応えた。6回までわずか1安打ピッチング。194センチと高身長から繰り出す角度ある直球、切れ味鋭いスライダー、フォークと変化球も交え、西武打線を封じ込める。
7回に相手主砲のタイラー・ネビンから一発を浴びるが、それ以降も失点を防ぎ、9回122球を投げ、わずか2安打6奪三振、2四球1失点で今季2度目の完投勝利を飾った。
高卒4年目の今季、開幕から6連勝で防御率は1.12をマーク。1軍登板試合は22年のプロデビューからここまでわずか10試合ながら、先発で7勝0敗と自身の持つプロ野球記録を更新。異例のスピードで成長曲線を駆け上がっていることも注目されている。
日本ハムが誇る育成能力、スカウティングの確かさを体現している選手ともいえる。ネクストメジャーともされる右腕をめぐってはファンの間からも「達、いよいよやばいぞ」「あなた、神ですか」「末恐ろしいの一言」とまだまだ伸びしろ十分とあって、今後のさらなる飛躍を期待する声も続々と上がっている。
背番号16の快投でチームもリーグ最速の50勝に到達。新庄政権下では最多となる貯金「18」と波に乗る。投打がかみ合っての快勝で2位ソフトバンクと3差に広げるなど、いよいよ勢いがついてきた。新庄チルドレンの躍動した姿が今後も話題を呼びそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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