(13日、第107回全国高校野球選手権福井大会1回戦 鯖江5―1武生商工) 武生商工は5点を追う九回2死二、三塁から伊部…
(13日、第107回全国高校野球選手権福井大会1回戦 鯖江5―1武生商工)
武生商工は5点を追う九回2死二、三塁から伊部飛正(ひっしょう)主将(3年)が右前に適時打を放ち、1点をかえした。
3年生が多く、投打とも力があってまとまりのあるチーム。しかし、序盤から鯖江の長打攻勢で劣勢に立ち、六回にも本塁打で突き放された。
打線は鯖江の先発で右横手投げの上野篤喜投手(2年)の緩急をつけた投球に苦しみ、八回まで散発3安打。九回は、伊部主将が「3年間のすべての思いをぶつけた」という意地の反撃だった。先頭の大塚南音選手(3年)が中前安打で出塁し、宮本和虎(かずと)選手(同)も粘りに粘って四球でつないだ。続く2人は凡退したが、伊部主将が「意地でも絶対につないで追いつく」と、右前に鮮やかにはじき返した。
試合後、「後輩たちには、私たち以上に主体性を持って練習に取り組んで、より一体感のあるチームになってほしい」と託した。(鎌内勇樹)