コペックの今季中の復帰が待たれる(C)Getty Images ドジャースが現地時間7月13日(日本時間14日)、敵地で…

コペックの今季中の復帰が待たれる(C)Getty Images
ドジャースが現地時間7月13日(日本時間14日)、敵地でのジャイアンツ戦に5-2で勝利し、前半戦をリーグ最高勝率(.598)の首位で折り返した。
それでも、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は「現在のチームにはまだ欠陥がある」とし、「大きな穴の一つはブルペン、主力であるエヴァン・フィリップス、ブレイク・トライネン、ブルスダー・グラテロルはいずれも程度の差こそあれ故障で離脱している」と記した。
加えて「左と右のリリーフ投手のバランスが崩れているように見える」と指摘。「ベン・カスパリウスは、ドジャースが右投げ投手を必要としていることから、ロングリリーフとハイレバレッジ投手の間を行ったり来たりすることを余儀なくされている。ここ最近でも同様だが、カスパリウスはオーバーワーク気味のようだ」と伝えた。
マイケル・コペックに関しては、今季は開幕から右肩のインピンジメント症候群でIL入りしたが、6月7日(同8日)のカージナルス戦で復帰を果たした。その後、8試合に投げて7イニング無失点と好投したものの、9日(日本時間10日)に60日間の負傷者リスト入り。右膝の半月板損傷で手術を受けたと報じられた。
そんな29歳右腕について、デーブ・ロバーツ監督は「私の理解では、手術はうまくいって、今シーズン中に復帰できるだろう」と見通しを示し、記事では「昨年のトレード期限にシカゴ・ホワイトソックスから獲得して以来、コペックはブルペンの最重要投手の一人であることを証明してきた」と、ブルペン陣の中でも貴重な存在だったと記した。
同メディアは、ケガ人が続出する中で「ポストシーズンに向けて彼(と他の選手たち)の健康を取り戻すことが最優先事項だ」と記し、10月のポストシーズンへ向けて戦力が整うことを期待した。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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