地元記者も大谷の前半戦の活躍を称えた(C)Getty Images ドジャースは現地時間7月13日(日本時間14日)、敵…

地元記者も大谷の前半戦の活躍を称えた(C)Getty Images
ドジャースは現地時間7月13日(日本時間14日)、敵地でのジャイアンツ戦に5-2で勝利し、前半戦最終戦を勝利で締めくくった。「1番・DH」で先発出場の大谷翔平は3打数1安打2得点の成績だった。
ドジャースの地元紙『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者は記事の中で「前半戦は静かな成功を収め、ドジャース(58勝39敗)はナショナル・リーグ西地区で5.5ゲーム差のリードを保ち、ナショナル・リーグのトップの成績を収めた」と、前半戦をリーグ首位で終えたことを伝えた。
それでも、デーブ・ロバーツ監督は「勝敗や順位は素晴らしい。しかし、まだまだ改善すべき点がたくさんあると思う。もっともっと上達しなければならない」と、気を引き締めた。
この日は先発の山本由伸が7回91球3安打無失点7奪三振と好投。しかし、2点リードで迎えた9回に守護神のタナー・スコットが同点2ランを浴びてしまい、山本の9勝目は消滅した。
ロバーツ監督は山本について「彼は本当にいい投球をした」と称え、痛恨被弾のスコットについては、武器であるスライダーが「ゾーンに入りすぎている」と指摘したという。
チームは前半戦を58勝39敗で終えたが、同記者は「ドジャースが前半戦のMVPを選ぶとしたら、おそらくショウヘイ・オオタニだけがヤマモトを上回るだろう」と、打率.276、32本塁打、60打点と打線をけん引した大谷翔平の活躍を称えた。
記事では「故障に悩まされる投手陣と、ベテランスター選手たちが異例の不振に見舞われている打撃陣の両面において、まだ改善の余地がある」としながらも、この日勝ち越し打を放ったフレディ・フリーマンはチームの現状を「1位は1位だ。今の位置で大丈夫だと思う」と、自信をみなぎらせた。
オールスターブレイクを終え、ドジャースはプレーオフ進出へ向け今後どんな戦い方を見せるのか、後半戦もし烈な戦いが続いていく。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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