<大相撲七月場所>◇初日◇13日◇愛知・名古屋 IGアリーナ【映像】「まるでVR」序ノ口取組前の圧巻光景 大相撲七月場所…
<大相撲七月場所>◇初日◇13日◇愛知・名古屋 IGアリーナ
大相撲七月場所が新会場となる愛知県名古屋市北区のIGアリーナで熱戦の幕を開けた。新アリーナのこけら落としとなった初日、序ノ口取組前、まだ観客もまばらな真新しい会場。その厳かな様子にファンからは「土俵きれい」「座布団がまぶしい」「マジ広い」といった反応が続々寄せられ、中にはどこか青みがかった会場に「VRみたい」「こんなの名古屋じゃないw」「綺麗すぎて怖い」などの驚きと興奮の反響も相次いだ。
大相撲名古屋場所は昭和40年(1965年)以来、2024年まで59回にわたってドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で熱戦を繰り広げてきた。じつに60年ぶりとなる会場変更となったが、23場所ぶりに東西横綱の揃い踏みとなった今場所。どのような熱戦が生まれ、新たな歴史が刻まれていくのかファンの期待と注目が集まっている。
初日、こけら落とし最初の取組では15歳の序ノ口二十四枚目・東颯海(玉ノ井)が序ノ口二十三枚目・末冨(境川)を寄り倒して初日を出し、新アリーナでの記念すべき初白星を挙げた。
その取組前、審判の親方が西方から入場すると、まだ会場に客がまばらということもあり会場の広さ、観客席にキレイに並べられた新しい座布団の美しさが際立った。およそ60年の歴史を誇ったドルフィンズアリーナとはまた異なる魅力に「土俵きれい」「座布団がまぶしい」「マジ広い」などファンが興奮。一方では「VRみたい」「こんなの名古屋じゃないw」「綺麗すぎて怖い」「雰囲気が全く違う」「ピカピカな会場」といった驚きと戸惑いの声も相次いだ。
IGアリーナの収容人数は1万7000人で国内最大規模だが、名古屋場所ではこれまでとほぼ同数の7800席程度が設けられているという。その広さとゆとりから升席はこれまでより縦横とも18センチ長く、面積は1.3倍。本場所が催される4会場で最も広くなった。日本相撲協会として財団法人設立100周年を迎える記念すべき今年、現地観戦を楽しむ相撲ファンにとって、また一つ、新たな楽しみが増えたことになる。(ABEMA/大相撲チャンネル)