南大会は13日、札幌円山球場で準々決勝3試合があった。連覇をめざす札幌日大は函館大有斗に快勝。苫小牧勢対決は駒大苫小牧…

 南大会は13日、札幌円山球場で準々決勝3試合があった。連覇をめざす札幌日大は函館大有斗に快勝。苫小牧勢対決は駒大苫小牧が苫小牧中央を下した。北海は北照に競り勝った。南大会は札幌大谷―札幌日大、駒大苫小牧―北海の準決勝が決まった。4強は19日、エスコンフィールド北海道で対戦する。北大会は13日、旭川スタルヒン球場で1回戦3試合があった。クラーク国際は遠軽に逆転勝ち。旭川志峯は中標津を完封した。北見北斗は滝川西との点の取り合いを制した。

 ◎…札幌日大は先発全員の計19安打、投げては右腕高坂が101球で完投した。函館大有斗は連打がなく、初回の二塁打と犠打と犠飛で得た1点にとどまった。

 ◎…駒大苫小牧は左腕寺田が変化球を武器に七回まで二塁を踏ませず完封。苫小牧中央は九回、連打と盗塁で同点の好機をつくったが後続が連続三振した。

 ◎…北海は左腕浅水が二回満塁のピンチで好救援。六回に再登板すると猛追を振り切った。北照は三回、救援を挟み5連続四死球を与え継投が裏目に出た。

 ◎…クラーク国際は七回、下位で好機をつくり9番穴田が適時打。八回は敵失に乗じ勝ち越した。遠軽は前半の先制機にいずれも併殺。流れを逸した。

 ◎…旭川志峯は主砲松本が先制適時打を含む2打点。先発の主戦河合は直球で押し七回12奪三振と投打がかみ合った。中標津は散発3安打と封じられた。

 ◎…七回の攻防が明暗を分けた。北見北斗は内野安打と盗塁などで進んだ走者が敵失で生還し勝ち越し。滝川西は無死満塁で3者連続三振に倒れた。