<2025年全国高等学校野球選手権神奈川大会:川崎総合科学7-2湘南学院>◇12日◇2回戦◇サーティーフォー保土ヶ谷球場…

<2025年全国高等学校野球選手権神奈川大会:川崎総合科学7-2湘南学院>◇12日◇2回戦◇サーティーフォー保土ヶ谷球場

 湘南学院の大型左腕・油田 瑛太(3年)が初戦の川崎総合科学戦に先発し、5回途中まで投げて5失点に終わり、初戦敗退を喫した。

 試合後、号泣しながら、「甘いところに投げてしまった」と振り返った油田。この日は最速135キロのストレート、カーブ、スライダーを投げ込んだが、ミート力の高い川崎総合科学打線に捉えられ、投球成績は4.2回を投げ、78球、被安打8、4奪三振、2四球だった。

 入学当初は122キロからスタート。体重64キロと華奢だったが、17キロの増量に成功して、最速は18キロアップして、140キロまで速くなった。

 高卒プロ志望への思いを語った油田は190センチ81キロを生かした角度のある速球が武器になると考えている。

「これからは自分の進路のために練習を続けます」と決意した油田。これからも成長を続ける大型左腕の歩みに注目だ。