<第107回全国高等学校野球選手権和歌山大会:那賀12-3紀北農芸・笠田(7回コールド)>◇11日◇1回戦◇紀三井寺公園…

<第107回全国高等学校野球選手権和歌山大会:那賀12-3紀北農芸・笠田(7回コールド)>◇11日◇1回戦◇紀三井寺公園野球場

 2012年と2019年夏に準優勝の実績がある那賀がコールド勝ちで初戦突破。「よく頑張ってくれました」と福田 和彦監督が讃えたのが2年生で唯一スタメンに名を連ねた北村 尚大投手だ。

 2年生ながら3番投手とチームの中心選手である北村は6回を投げて、4安打2四球7奪三振で自責点0。打っては2回裏に右中間への二点適時二塁打を放つなど、4打数2安打2打点と活躍した。

 最速138キロのストレートを投げる北村は立ち上がりから威力のあるストレートを投げ込み、1、2回を三者凡退に抑え込む。しかし、3回裏に二死から味方の失策で初めて出塁を許すと、続く打者の投手強襲安打と自らの一塁暴投で二、三塁のピンチを背負った。

 さらにそこから連打を浴びて3失点。「(今日の投球は)40点。失点した後に焦ってきまったと思います」と反省した。

 しかし、それ以外のイニングは安定した投球を披露。「彼の持ち味である真っすぐとスライダー、何より気持ちが強い子なので、それが上手いこと出たと思います」と福田監督は評価した。

 2019年夏の準優勝時には大会記録の66奪三振を記録した谷脇 弘起投手(現日本生命)がいた。今後の成長次第では谷脇のような存在になれるかもしれない。

 中学時代の野球部顧問を尊敬していることから、将来の目標は中学野球の指導者。この夏は初の甲子園出場を目指して腕を振り続ける。