(12日、第107回全国高校野球選手権香川大会2回戦 三木11―1石田・飯山) 三木の井上楓麻主将(3年)が今大会第1…

 (12日、第107回全国高校野球選手権香川大会2回戦 三木11―1石田・飯山)

 三木の井上楓麻主将(3年)が今大会第1号となる本塁打を放った。勢いづいたチームは、14安打11得点で、2012年以来13年ぶりに香川大会での勝利を手にした。

 三回表1死一塁、前の打者の適時打で1点を加えた直後だった。「追加点の後だったのでリラックスしてのぞめた」。相手投手の甘く入った球を見逃さなかった。

 「バットに当たった感覚がないくらい、芯でとらえたと感じた」

 公式戦では自身初となる本塁打だった。「とにかくうれしいです」と笑顔を見せた。楠本康博監督は「チームで誰よりも努力してきた選手。感動しました」と話した。(木野村隆宏)