第107回全国高校野球選手権沖縄大会は13日、沖縄セルラースタジアム那覇で決勝があり、沖縄尚学がエナジックスポーツを9…
第107回全国高校野球選手権沖縄大会は13日、沖縄セルラースタジアム那覇で決勝があり、沖縄尚学がエナジックスポーツを9―1で破り、2年ぶり11回目の優勝を決め、全国49代表で最初の代表となった。
決勝は、今春の選抜大会に出場した高校同士の対決となった。沖縄尚学は一回に1点の先制を許したが、四回に末吉良丞の遊撃への強襲2点適時打で逆転した。六回に2点、七回に3点、八回に2点を追加し、突き放した。
沖縄尚学は沖縄大会の2回戦からの3試合を左腕の末吉と右腕の新垣有絃が交互に投げて完封。準決勝の興南戦は初めて1点を先制されたが、六回に逆転した。
エナジックは「ノーサイン野球」を掲げ、2年連続で沖縄大会の決勝まで勝ち上がったが、あと一歩届かなかった。昨秋の県大会と九州大会のともに決勝で沖縄尚学に敗れており、今回も雪辱はならなかった。
全国選手権大会は8月5日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。(酒瀬川亮介)