7月11日(金)15時30分から愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムでの開会式単独開催で幕を開けた「第107回全国高等学校…

7月11日(金)15時30分から愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムでの開会式単独開催で幕を開けた「第107回全国高等学校野球選手権愛媛大会」。前年大会初優勝の聖カタリナを先頭に、連合チーム3チームを含む55校49チームが今年も一体感ある入場行進を繰り広げたことに加え、二神 宏明・愛媛県高等学校野球連盟会長があいさつで「栄冠は 愛媛球児に輝く!」と締めるなど例年以上に熱気がこもった開会式となった。中でも、ひときわ場内の大きな拍手を呼んだのは、新居浜商・伊藤 優芽虎(ゆめと)主将(3年・中堅手)による選手宣誓であった。

 実はこの伊藤主将、夏の愛媛大会での選手宣誓は「僕は2007年8月9日生まれ。野球の日で覚えていた」時からイメージしていたこと。昨夏に新チーム主将に就任すると、1年後の選手宣誓に強い想いを抱き、6月22日の組み合わせ抽選会でも選手宣誓役となる予備抽選1番くじを引くべく、1番乗りで会場に到着。見事に予備抽選1番くじを引き当ててみせた。

 そして「父親と一緒に文章を考え、国語の先生に添削してもらった上で、毎日練習最後にチームメイトの前で練習していた」選手宣誓の内容は、野球への愛、対戦相手へのリスペクト、「全員野球・全力勝負」。最後に「野球王国愛媛復活」まで網羅した素晴らしいもの。1975年・第58回大会の初出場での全国準優勝をはじめ、2度の夏甲子園出場、実に46年ぶりの古豪復活を目指す新居浜商にとっても大きな推進力を呼ぶものだった。

 なお、大会は順調に日程を消化すれば、坊っちゃんスタジアムに会場が集約される準々決勝は7月22日(火)と23日(水)。準決勝は25日(金)。27日(日)10時からの決勝戦で、野球王国えひめの夏てっぺんが決まる。