北大会が12日、旭川スタルヒン球場で開幕した。士別翔雲が3年連続で開幕試合で勝利した。旭川龍谷は岩見沢緑陵に完封勝利。…
北大会が12日、旭川スタルヒン球場で開幕した。士別翔雲が3年連続で開幕試合で勝利した。旭川龍谷は岩見沢緑陵に完封勝利。昨夏代表の白樺学園は旭川実との接戦を制した。南大会は、札幌円山球場で1回戦2試合と準々決勝1試合があった。北照は函館大谷に逆転勝ち。北海は昨夏準優勝の立命館慶祥をサヨナラで退けた。札幌大谷は知内を破り4強に一番乗りした。
北照は上位に並べた右打者が三回、七回に集中打をみせ打ち勝った。函館大谷は先手はとったが3投手が北照打線の強振をかわせなかった。
北海は無死の走者を犠打で送り得点につなげる野球を貫き3安打で勝ちきった。立命館慶祥は6度の得点機に暴投と犠飛の2得点にとどまった。
札幌大谷は四回、下位打線からの4連打と主砲滝口の適時打で主導権を握った。知内は八回、相手先発を降板させる粘りをみせたが救援に阻まれた。(太田悠斗)
士別翔雲は八回、諸岡からの4連打など5安打を集め勝ち越し。釧路江南は四回、敵失に2四球、暴投で同点としたが直後のスクイズ失敗が響いた。
旭川龍谷は七回、主砲今関の適時打で突き放すと主戦逢坂が102球で完封。岩見沢緑陵は先頭を出せず、九回に無死から連打が出たが併殺に倒れた。(松本英仁)
白樺学園は六回、久保のスクイズが野選を誘い均衡を破ると、八回に上の2点本塁打で突き放した。旭川実は走塁ミスや牽制(けんせい)死で流れを逸した。(松本英仁)