(12日、全国高校野球選手権石川大会1回戦 輪島5―1小松商) 五回、試合の流れを変えたのは、輪島の8番、崖(きし)顕(…

(12日、全国高校野球選手権石川大会1回戦 輪島5―1小松商)

 五回、試合の流れを変えたのは、輪島の8番、崖(きし)顕(あきら)選手のチーム初安打となる三塁打と本盗だった。「監督から投手のくせを聞いて、本盗を狙っていた」。チームはそこから打線が奮起。昨年8強の小松商を破った。

 能登半島地震の被害で、学校のグラウンドが使えない状況が今年5月まで続いた。今もフェンスがなく、グラウンド内に仮設校舎の建設が進むため、打撃や守備の練習が満足にできない。それでも、「高校のグラウンドでやれるのはすごくうれしい。実戦形式の練習ができたのが勝ちにつながった」と話す。

 「優勝して、甲子園を輪島市民で埋め尽くす。僕たちの目標です」と笑顔で語った。(砂山風磨)