(12日、第107回全国高校野球選手権愛知大会2回戦 千種14―3一宮南) 「ナイスバッティング!」。2点リードで迎え…
(12日、第107回全国高校野球選手権愛知大会2回戦 千種14―3一宮南)
「ナイスバッティング!」。2点リードで迎えた二回表2死一、二塁、適時二塁打で2点を追加すると、スタンドにいた千種のマネジャー沢田朱里さん(3年)は、声援を送りながら「必勝」と書かれたうちわをたたいた。
沢田さんにとって大会は、本当に「最後の夏」になる。今月末に父の仕事の都合で渡米、転校するからだ。本来は昨年7月に行くはずだったが、「最後まで野球部といたい」と1年遅らせ、母と2人で日本に残った。
この試合、千種は初回から打線がつながり、2試合連続の2桁得点で3回戦に進んだ。もう1人のマネジャーの谷紗夕菜さん(3年)は「勝って良かったね、と沢田を抱きしめたい」と喜んだ。
「日本に残って正解!」と満面の笑みで話す沢田さん。出発日は、決勝が予定される27日。「一日でも長くチームのみんなと時間を共にしたい。勝ち進んで、渡米を延期させます」。13日の3回戦では、記録員として今大会2度目のベンチに入る予定だ。(堀内未希)