◇国内女子◇ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 3日目(12日)◇真駒内CC空沼コース (北海道)◇6688y…
◇国内女子◇ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 3日目(12日)◇真駒内CC空沼コース (北海道)◇6688yd(パー72)◇晴れ(観衆1920人)
1つ伸ばして迎えた後半11番(パー5)は、まさかのダブルボギーだった。内田ことこの1mのパーパットがカップに蹴られ、続く1mの返しも右に外した。「(パーパットが)強かったです」と4パットを要したグリーン上でのミスを淡々と振り返った。
それでも直後の12番(パー5)では230ydから2オンに成功させてバーディを奪取。「ティショットも普通に打てた。自分の中ではちゃんと切り替えてティショットを打てた」とバウンスバックに成功させて流れを引き戻した。16番ではティショットが左の深いラフに埋まり、アンプレヤブルを宣言して4オン1パットのボギー。パット数は3日間で最も多い「32」を費すなど苦しい一日だったが、5バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「72」で2打のリードをキープし、「耐えたって感じですかね」と18ホールを総括した。
北海道南幌町の自宅からコースまで1時間。「家が好きですし、ご飯も家で食べたい」。山城奈々、泉田琴菜と回る地元大会での最終日は、多くの友人が応援に駆けつけるという。
たくさんの期待を背に受けて、2023年「ニトリレディス」の菊地絵理香以来、北海道勢4人目の地元Vへ。「緊張はすると思うし、きょうもしていた。ラウンド中に意識することは3日間変わらない。優勝はすごくしたいですが、強く思わず自分のプレーをしたい」と話し、初日から首位を守る“完全優勝”での初Vへ気持ちを高めた。(札幌市南区/玉木充)