MLB Japanが12日(@MLBJapan)公式Xを投稿。ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が敵地サンフランシスコで…
MLB Japanが12日(@MLBJapan)公式Xを投稿。ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が敵地サンフランシスコで行われたジャイアンツ戦で、今季32号となる2ランホームランを放ち、チームを一時逆転に導いた。
この一打は記録的だった。速球91.1マイルのカッターを完璧に捉え、打球初速約106マイル、飛距離約410フィートを記録。右翼越えで勢い余ってマッコ―ビー湾へと飛び込む“スプラッシュヒット”となり、日本選手としては初の快挙となった。
打席は3回表1死三塁で、一塁に出ていたキム・ヘソンの先頭ヒットを生かす絶好機。打球の着水に沸き立つ観客と、湾でボールを拾い上げるカヤックの姿は、その迫力とドラマ性を象徴していた 。
ただし、チームの勝利にはつながらず、ドジャースは最終的に7-8で敗戦となった。
大谷のこの豪快な一撃は、個人としての圧倒的な存在感を再確認させるものである。32本塁打はその証明であり、“SHOTIME”の名が示すように、勝敗を超えた興奮を全米に届けた。次戦では、この一撃を起爆剤に巻き返しを目指す大谷とドジャースに注目が集まる。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部