(12日、第107回全国高校野球選手権長崎大会2回戦、壱岐5―4長崎南山=延長十二回タイブレーク) 今春の選抜大会で21…

(12日、第107回全国高校野球選手権長崎大会2回戦、壱岐5―4長崎南山=延長十二回タイブレーク)

 今春の選抜大会で21世紀枠選出校として甲子園に初出場した壱岐が、長崎大会初戦の2回戦を接戦で制した。

 壱岐は一回に1点の先制を許したが、四回に同点に追いついた。以後は両者とも得点が入らず、延長十回から無死一、二塁で始まるタイブレークに突入。十一回表に2点を勝ち越されたが、その裏に同点に追いつく粘りを見せた。

 十二回にも1点を勝ち越されが、その裏に2点を奪い、サヨナラ勝ちした。

 壱岐は昨秋の長崎大会で創成館、大崎などの甲子園経験校を破って九州大会に進出。離島のハンデを乗り越えたことが評価されて21世紀枠に選ばれ、話題を呼んだ。