◇女子メジャー第4戦◇アムンディ エビアン選手権 2日目(11日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6504yd(パ…

渋野日向子は出場4試合連続で予選落ちとなった

◇女子メジャー第4戦◇アムンディ エビアン選手権 2日目(11日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6504yd(パー71)

感情を押し殺すように淡々としていた渋野日向子の内に秘めた悔しさが、一気にあふれ出した。「いまは自信ゼロなんで…。もう、『練習します』としか言えないです…」と涙をこぼし、声を震わせた。

初日5オーバー113位と出遅れ、この日はバーディを奪えないまま「75」でホールアウト。通算9オーバー121位で6月中旬の「マイヤーLPGAクラシック」からダブルス戦を含めて出場4試合連続の予選落ちとなった。

ショットの課題と向き合う

「全米女子オープン」では優勝争いを演じて7位に入ったメジャーの戦いだが、3週前の「KPMG全米女子プロ選手権」に続いて週末に進めず。過去3度の参戦で予選落ち→59位→51位と苦しんできたエビアンで「苦手意識の問題ではないかなって感じだった。本当に自分の問題だったと思う」と結果を受け止める。

傾斜地からグリーンを狙うシチュエーションが増えるコース。「(状態が)良くないのにプラスしてそれなので、余計に考えることが多かった。ホントにすごい方向に飛んでいったりは多かったです」と、ショットの状態に不安を抱える渋野の思考までかき乱した。

後半、タフなパー4となる13番で1Wショットがきれいなドローの軌道を描いてフェアウェイのど真ん中を捉えた。それでも、つま先上がりのライからのセカンドをグリーン右にミスして頭を抱えた。ショートゲームのミスも重なってダブルボギー。最難関の14番(パー3)でガードバンカーから必死のパーを拾った直後の15番(パー5)では1Wで右の林に突っ込んだ。いいショット、いいプレーを続けられない重苦しさが漂う。

2日目は最後までバーディを奪えず

「後半何回か、なんかいいの(いい動き)できたなって思ったんですけど、本当に何回かだけなんで。でも、良くても結果につながらないし…何て言っていいのか分からないです」。イメージに近い動きができる確率という意味でのスイング精度は、練習場からもっと高めていきたい部分といえる。

米ツアーに本格参戦して4年目。これまで容赦ない結果に打ちのめされてきても、愚直に課題と向き合うことはやめなかった。特にシーズン当初は少なからず手応えもあったはず。全てを否定することなく、身体と心をクリアにして現状を整理することから始めたい。(フランス・エビアン/亀山泰宏)