<2025年全国高等学校野球選手権埼玉大会:浦和学院11-4本庄第一>◇11日◇2回戦◇県営大宮公園野球場 本庄第一が4…

<2025年全国高等学校野球選手権埼玉大会:浦和学院11-4本庄第一>◇11日◇2回戦◇県営大宮公園野球場

 本庄第一が4対11で浦和学院の前に屈した。無念の初戦敗退となったが、2度のコールド負け阻止。圧倒的な打線で春の頂点に立った相手に最期まで意地を見せた。

 この日はエース右腕・米田 爽真投手(3年)の制球も定まらず、6回途中10失点と浦和学院打線の勢いを止めることができなかった。6回時点で10対0とコールドゲームの展開となったが、本庄第一は代打の松島 大介選手(3年)の安打をきかっけに反撃開始。一死後に脇田 蒼大捕手(3年)が中堅手の頭を越える適時三塁打で1点を返し、コールド負けを阻止した。

 さらには9点をリードされ迎えた7回、7点差でコールド負けとなる中で、一、二塁から代打の青山 和樹選手(3年)が値千金の三点本塁打。点差が離れた中でも一矢報いて、2度のコールド負け阻止に成功した。

 優勝候補筆頭の浦和学院相手に勝利とはならなかったが、控え選手含めチーム一丸となり、最後まで戦い抜いた。大差はついたものの、本庄第一の地力を感じさせる試合となった。