(11日、第107回全国高校野球選手権大阪大会2回戦 三国丘4―2八尾) 四回表、1死満塁の大ピンチが一夜を挟んで続いた…

(11日、第107回全国高校野球選手権大阪大会2回戦 三国丘4―2八尾)

 四回表、1死満塁の大ピンチが一夜を挟んで続いた。八尾の捕手、高山圭弘主将(3年)はこの日の最初の打者を遊ゴロ、続く打者を三振に抑えると、大きな叫び声を上げた。

 前日の10日、猛攻を浴びて4点を取られたところで、雷雨による継続試合となった。この日は気持ちを切り替え、後続を断った。

 2点を追う八回裏。1死走者なしで打席に立ち、打球を左前に運んだ。一塁上で体いっぱいを使って喜びを表現し、仲間を鼓舞した。

 「2日目」は相手に得点を許さなかったが、逆転もかなわなかった。試合後、主将が口にしたのは時に厳しく接してきた後輩たちへの思い。「もっと2年生や1年生に『高校野球』を見せてあげたかった」(編集委員・中島隆)