(11日、第107回全国高校野球選手権兵庫大会2回戦 北須磨3―7明石商) 北須磨の橋本康平投手(3年)がシード校を相…
(11日、第107回全国高校野球選手権兵庫大会2回戦 北須磨3―7明石商)
北須磨の橋本康平投手(3年)がシード校を相手に粘りの投球をみせた。一、二回は制球が定まらず、計6点を奪われた。だが、その後は立ち直り、六回まで緩急を交えた投球で抑えた。
初戦は35得点で快勝。橋本投手の登板はなく、この日のために備えていた。「せっかく送り出してくれたのに申し訳ない。気持ちでは『いこう』と思っているのに体がうまく動かなかった」
「独りじゃないぞ」。試合中、ナインからは何度も、橋本投手を励ます声が飛んだ。七回から継投したエースの尾縣昊(おがたこう)投手(3年)は「途中から投球をしっかり立て直していた。勇気づけられた」と粘投をねぎらう。
チームは八回に4点差に追い上げ、なおも1死満塁と攻めたが、あと一本が出なかった。
橋本投手は「声をかけてくれた仲間のおかげで、途中から安心して投げられた。親や仲間に支えられ、高校野球に全力で打ち込めた。本当に楽しかった」と最後は笑顔で語った。(大久保直樹)