第107回和歌山大会は、7月10日に開幕。試合は11日から行われる。野球熱が高い地域であり、全体のレベルも高い。和歌山大…

第107回和歌山大会は、7月10日に開幕。試合は11日から行われる。野球熱が高い地域であり、全体のレベルも高い。和歌山大会で活躍が期待される注目選手を紹介していく。

 センバツ準優勝校の智弁和歌山は逸材揃いだ。エースの渡邉 颯人投手(3年)は安定感抜群。140キロ台前半のストレートと多彩な変化球を自在に操り、センバツでは全試合に先発した。春は強化期間を設け、近畿大会で実戦復帰。さらに成長した姿を見せており、夏もエースらしい働きを見せてくれそうだ。



 宮口 龍斗投手(3年)は最速152キロを誇る世代有数の速球派右腕。投球術にも磨きをかけており、完成度は着実に上がっている。

 高校日本代表候補合宿にも参加した藤田 一波外野手(3年)は俊足巧打の外野手。福元 聖矢外野手(3年)は昨秋の近畿大会で1試合2本塁打を放った左の強打者だ。主将の山田 希翔内野手(3年)は好守の遊撃手。昨秋の近畿大会で右肩を脱臼して戦列を離れているが、夏に本格復帰なるか。

 奥 雄大内野手(3年)は188㎝の長身に加え、恵まれた身体能力を持つ好素材。昨年までは投手や外野手を務めていたが、センバツでは三塁手として出場した。春の近畿大会では遊撃手にも挑戦しており、底知れない可能性を秘めている。



 2年生では山田 凜虎捕手に注目。強肩と広角に長打を打てる打撃が持ち味で、捕手としてプロで15年プレーした中谷 仁監督から英才教育を受けており、世代屈指の捕手として今後も名を馳せていくだろう。

 センバツで優勝した横浜相手に善戦した市和歌山は丹羽 涼介投手(2年)に注目。140キロ台のストレートにスライダーやフォークなどで空振りを奪える右の本格派で、潜在能力はOBの小園 健太投手(DeNA)にも劣らない。

 エースの土井 源二郎投手(3年)はカーブで緩急を上手く使う技巧派右腕。センバツ前に右肩を痛めていたが、夏は本調子で臨むことができるだろうか。

 センバツで選手宣誓を務めた川邉 謙信捕手(3年)は長打力が武器の打てる捕手。鋭いライナーを放つ石山 大翔外野手(3年)の巧打は光るものがある。

川邉 謙信(市和歌山)

 春準優勝の星林は最速144キロ右腕の則藤 瑞起投手(3年)に注目。浮き上がるようなストレートを投げており、高めのボールに威力がある。4番を打つ西山 稜賀内野手は力強いスイングを見せており、上のステージでも活躍が出期待できそうだ。

 投手力に定評があるのは桐蔭。中尾 綾佑投手(3年)、内田 悠斗投手(2年)の両右腕は140キロ台中盤のストレートを投げており、この夏にブレイクなるか。

 耐久は昨春の甲子園を経験している白井 颯悟内野手(3年)が4番に座る。長打力は県内でも屈指の左打者だ。2年生エースの野﨑 健友投手は春に140キロを計測。今後の伸びしろに期待が持てる。

 和歌山工のエース・山田 竜也投手(3年)は130キロ台前半のストレートとスライダーを軸に勝負する実戦的な左腕。外野が本職の井手 大維我外野手(3年)は140キロ前後のストレートを投げており、投手としての能力も高い。


 日高の山﨑 歩太内野手(3年)は思い切りの良いスイングが持ち味。リードオフマンとして打線に勢いを付ける。昨春の甲子園を経験した田辺の前田 海翔捕手(3年)はスローイングが良い。

 和歌山東は低めを丁寧に突く投球で凡打の山を築く西岡 悠斗投手(3年)とコンタクト力の高い田中 駿内野手に注目。昨年に1年生らしからぬ打棒を発揮した県和歌山の大部 燎侍内野手(2年)は今夏もチームの中心選手になりそうだ。