(10日、第107回全国高校野球選手権香川大会1回戦 丸亀7―2高松中央) 三回表、犠飛で待望の先制点を挙げ、勢いづく…
(10日、第107回全国高校野球選手権香川大会1回戦 丸亀7―2高松中央)
三回表、犠飛で待望の先制点を挙げ、勢いづく高松中央。なおも2死一塁で打席に入った藤沢瞭汰選手(2年)は3年生が後ろの打席に控えていることから「どうにかしてランナーを進めて、次に回そう」と意気込んだ。
毎日家での1時間ほどの素振りで鍛えた粘り強さが相手投手の球をとらえ、チームを勢いづける安打を生んだ。一塁走者を三塁まで進め、役割を果たしたが、後が続かなかった。
試合は失策が絡む失点も重なり、丸亀に逆転負けを喫した。自身も、七回に交代となり、最後までグラウンドに立つことはかなわなかった。「来年はノーミスの守備で勝つ野球をしたい」。熱い表情で語った。(斉藤夏音)