(10日、第107回全国高校野球選手権山梨大会 開会式) 「次世代の子どもたちへ夢を与えられるよう、心を動かすプレーを見…
(10日、第107回全国高校野球選手権山梨大会 開会式)
「次世代の子どもたちへ夢を与えられるよう、心を動かすプレーを見せます」。甲府東の古屋太洋主将(3年)は、かつて心に刻まれた感動を選手宣誓の言葉に込めた。
2018年、山日YBS球場で行われた第100回大会記念のイベントの始球式。兄が投げた球を、キャッチャーミットでしっかり受け止めた。まだ小学5年生だった。
高校生のはつらつとしたプレーを目の当たりにし、甲子園を目指す夢を与えてもらったという。選手宣誓では、球児たちを支援してくれる多くの人たちに「最高の恩返しとなるようプレーします」とも誓った。
そして臨んだ韮崎との開幕試合。四回、1死から左越え三塁打を放った。狙っていたインコース低めの球を見逃さなかった。プレーでも観客の心を揺さぶった。
2回戦は山梨学院とぶつかる。「強豪の私学に絶対勝つ」。夢に続く道は始まったばかりだ。(池田拓哉)
第107回全国高校野球選手権山梨大会は10日、山日YBS球場(甲府市)で開幕した。開会式では、昨年の優勝校・日本航空を先頭に33校31チームの選手が、プラカードを持ったマネジャーたちの先導で堂々と行進した。開幕試合は甲府東が7―0で韮崎にコールド勝ちした。11日は富士北麓(ほくろく)公園野球場(富士吉田市)を加えた2球場で1回戦4試合が予定されている。