(10日、第107回全国高校野球選手権茨城大会2回戦、常総学院10―1太田西山=7回コールド) 太田西山の投手坂本大雅…
(10日、第107回全国高校野球選手権茨城大会2回戦、常総学院10―1太田西山=7回コールド)
太田西山の投手坂本大雅(3年)は六回表、3人目の打者を変化球で空振り三振に打ち取り、三者凡退で終わらせた。
右拳をグッと握り、笑顔を見せた。
三回途中から登板。いつものように最初は直球とスライダー、カーブを交えたが、調子がよかったカーブ主体の配球に切り替え、それが奏功した。甲子園の「常連」ともいえる強豪校・常総学院を、5回被安打3に抑えた。
身長180センチ、体重75キロ。最速135キロの直球が持ち味だったが、大会前はフォームが崩れ、制球にも苦しんだ。練習で修正を重ねてこの日に臨み、「気持ちよく投げられました。3年間やりきりました」。
大学に進学し、野球を続けたいと思っている。(斎藤茂洋)