(10日、第107回全国高校野球選手権佐賀大会2回戦 致遠館0―13鳥栖工) 2年ぶりの優勝を狙う鳥栖工が好スタートを…

 (10日、第107回全国高校野球選手権佐賀大会2回戦 致遠館0―13鳥栖工)

 2年ぶりの優勝を狙う鳥栖工が好スタートを切った。

 エースの松延響投手(3年)は「昨夏の決勝で負けたことを思い出し、より一層、甲子園に行こうという気持ちが高まった」。初登板は3回を無失点。「制球重視だったが、空振りもとれ最初にしてはよかった」と納得の表情をみせた。42球のうち、変化球は1球と直球で押した。

 最後の夏は、主将を任され打線でも4番に座る。無安打に終わり、「1打席目にとらえられる球があった」と反省も。大坪慎一監督は「3年になり、自分がこのチームを勝たせる思いがより強くなった」と期待をかけた。(森田博志)