(10日、第107回全国高校野球選手権新潟大会2回戦 日本文理3―2開志学園) 敗れはしたが、開志学園エースで主将の小…
(10日、第107回全国高校野球選手権新潟大会2回戦 日本文理3―2開志学園)
敗れはしたが、開志学園エースで主将の小池真太郎(3年)が気迫の投球を見せた。多彩な変化球と夏に向けて磨いたという直球でコースを攻め、序盤は日本文理に連打を許さなかった。それだけに、「警戒していた打者だったのに、球が少し浮いてしまった」と初回に相手の主軸に打たれた本塁打を悔やんだ。
強豪の日本文理打線を3失点に抑え、9回135球を投げきった。春の県大会で1点差で敗れた相手との「再戦」に「気合が入った」という。
試合後、悔しさで泣きじゃくる後輩の肩を抱き寄せた。「中盤に追いつく粘りは見せられた。このチームで戦えて本当に良かった。来年は優勝を狙えるチームになってほしい」(井上潜)