<2025年全国高等学校野球選手権神奈川大会:横浜栄8-5横浜商>◇10日◇1回戦◇サーティーフォー保土ヶ谷球場 横浜商…
<2025年全国高等学校野球選手権神奈川大会:横浜栄8-5横浜商>◇10日◇1回戦◇サーティーフォー保土ヶ谷球場
横浜商が8回に4失点を喫し、横浜栄に逆転負け。12年ぶりの1回戦敗退となった。
春夏合わせて甲子園16回出場の伝統校が初戦で散った。4対4の同点で迎えた8回、横浜商が二死一、二塁のチャンスから2つのバッテリーエラーで勝ち越しに成功した。
逃げ切りたかった横浜商だったが、その裏の攻撃で満塁のピンチを迎えると、二死から代打の渡辺 唯翔選手(3年)に走者一掃となる適時三塁打を許した。その後も1点を奪われ、5対8で敗れた。
12年ぶりの初戦敗退となり、「なんとも言えない気持ち」と廣濱 優監督。24年秋から指揮を執り、就任後初となる夏の大会となった試合を振り返り「選手も硬さがあった。力を引き出したかったが、なかなか出来なかった」と肩を落とした。最後の打者となった主将の松本 大誠内野手(3年)は、「部活に行きたくないと思うことも多くあった。それでも3年間やってきてよかった。ただ最後勝たせられなかったのは主将の力がなかったと思う」と言葉をしぼりだした。