宮城大会が9日、楽天モバイルパーク宮城で開幕した。開会式で55チーム(62校)の選手たちが元気よく入場行進。観客が大き…

 宮城大会が9日、楽天モバイルパーク宮城で開幕した。開会式で55チーム(62校)の選手たちが元気よく入場行進。観客が大きな拍手を送った。

 昨夏代表の聖和学園・高橋歩汰主将は、優勝旗を返還。県高校野球連盟の春日川孝会長は、あいさつで「暑い夏に負けない、熱い、一生懸命なプレーに期待しています」と選手たちを激励した。

 宮城県内にはこの日、今季初の「熱中症警戒アラート」が発令された。県高野連によると、開会式に参加していた選手4人とマネジャー2人、スタンドにいた生徒1人が熱中症とみられる症状を訴え、うち2人が救急搬送された。

 県高野連は開会式に参加する選手ら一人ひとりにペットボトルの水を配るなど、熱中症対策を強化している。県高野連は「今後も対策を徹底し、安全に大会を運営するよう努める」としている。

 開幕試合は、仙台東が20―2(五回コールド)で小牛田農林に勝った。(岸めぐみ)