第107回全国高校野球選手権栃木大会(県高野連、朝日新聞社主催)が10日、開幕する。大会には五つの連合チームを含めて、…

 第107回全国高校野球選手権栃木大会(県高野連、朝日新聞社主催)が10日、開幕する。大会には五つの連合チームを含めて、60校54チームが出場する。開会式は午前9時から宇都宮市のエイジェックスタジアムで開かれる。

 開幕試合は黒磯と足利工の顔合わせ。試合日程が順調に進めば、決勝は27日に同球場で行われる予定だ。

 開幕前日の9日は開会式のリハーサルがあり、司会進行役の生徒たちは入場行進に合わせたアナウンスを練習。国歌や大会歌を披露する生徒たちも、球場での立ち位置などを確認していた。(津布楽洋一)

 今大会では野球部マネジャーや放送部員ら3人が司会を務める。矢板東の田辺知佳さんと作新学院の俣平望遥(またひらみはる)さん、小山西の山中百花(ももか)さん(いずれも3年)だ。リハーサルでは進行の手順や言葉のアクセントを繰り返し確認していた。

 「夏の大会の司会を務めるのが目標だった」と言う3人。小学生のときにプロ球団公式のチアダンスレッスンを受けていた田辺さんと、中学時代にソフトボールに取り組んだ山中さんは、高校でも野球に関わりたいとマネジャーに。

 俣平さんも「野球強豪校に入学したので体験してみたい」と放送部に入り、大会のアナウンスを志した。

 3人とも「緊張はなく、ワクワクしている」と言い、山中さんは「司会の声で熱い夏を届けたい」と笑顔で話した。(高橋淳)

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 鹿沼南の環境緑地科で学ぶ3年生10人が、黄色とオレンジ色の花をつけた250鉢分のマリーゴールドのプランターを開会式が行われる球場周辺に運び入れ、会場に華やかさを添えた。

 花を育てたのは同科の1~3年の生徒たち。4月ごろに種をまき、水や肥料をあげてきた。

 花は50個のプランターに分けられ、開会式後も大会期間中は球場の周囲に飾られる。

 野球部の篠原陸斗主将(3年)は、環境緑地科の生徒として花を育ててきた。開会式で自らも入場行進するが、「みんながこの花を見て、気持ちよく行進をして大会に臨めたらいいと思う」と出場する選手たちにエールを送った。

 鹿沼南は2027年4月に鹿沼商工と統合して「鹿沼華陵(かりょう)」となる。鹿沼南は初戦で、昨年に鹿沼商工が破った私立強豪の白鷗大足利と対戦する。篠原主将は「今年は自分たちが勝って、鹿沼市や上都賀地区(鹿沼市、日光市)を盛り上げたい」と抱負を語った。(津布楽洋一)