プロ野球横浜DeNAベイスターズが、米大リーグ・マリナーズ傘下の3Aタコマを自由契約になっていた藤浪晋太郎投手(31)…
プロ野球横浜DeNAベイスターズが、米大リーグ・マリナーズ傘下の3Aタコマを自由契約になっていた藤浪晋太郎投手(31)の獲得に向けて調査に乗り出していることが10日、関係者への取材で分かった。
藤浪は大阪桐蔭高出身。3年生だった2012年の第94回選手権大会で豪速球を武器に優勝し、バッテリーを組んだ森友哉(オリックス)らと史上7校目の甲子園春夏連覇を達成。12年秋、4球団競合の末にドラフト1位で阪神に入団した。
阪神では1年目から10勝。先発ローテーションの一角として新人から3年連続で2桁勝利をマークしたが、その後は制球難に苦しんだ。日本通算10年で189試合57勝54敗、防御率3・41。
23年にポスティングシステム(入札制度)で大リーグのアスレチックスに移籍。1年目は7勝を挙げたが、2年目の昨季以降はマイナー生活が続いていた。
昨年、セ・リーグ3位からクライマックスシリーズを勝ち抜き、26年ぶりの日本一になったDeNAだが、今季は9日終了時点で首位阪神と9ゲーム差のリーグ4位。後半戦に向けて戦力補強に動いている。