(9日、第107回全国高校野球選手権宮城大会1回戦 仙台東20―2小牛田農林=五回コールド) 二回表無死一、二塁。味方…
(9日、第107回全国高校野球選手権宮城大会1回戦 仙台東20―2小牛田農林=五回コールド)
二回表無死一、二塁。味方が安打と四球でつないだチャンスが仙台東の石浜李樹選手(3年)に回ってきた。
「絶対に自分がかえして、この大会初打点を取る」。狙っていた直球が甘く入ると、適時打を中前に放ち、今大会初打点となった。
仙台東は「短打でつないで一勝でも多く積み重ねる」。開幕戦では石浜選手を始め、打線が爆発し、計19安打で、20得点を挙げた。
この球場で再び試合があるのは決勝。そこに至るまでには、厳しい道のりが続く。次戦に向けて「ピッチングでは無失点、バッティングでは(次の試合でも)チーム初の打点」を目指す。(三村悠)